ALPS(アルプス)が運転開始。汚染水を海に放出 [ALPS・アルプス]
福島第1原発にて、放射線以外での悩みの種・・・
それは、
冷却用に使った後に残った「汚染水」と
地下水の上昇などにより、ふえ続けている「汚染水」です。
もう汚染水を貯蔵するタンクの製造が追い着かなくなっていたり
そのタンクの置き場所がキャパオーバーになりつつあったりと
深刻な問題となっています。
しかし、先日、この汚染水を処理し海へ排出するまでに無毒化できる
高性能処理能力を持つALPS(アルプス)がようやく稼動しました。
Zeo7(ゼオセブン)
残念ながら「トリチウム」だけは排除できませんが
それでもそれ以外の「ストロンチウム」 や 「プルトニウム」など
全部で62種類の放射性物質を除去し基準値以下にまで処理できるのです。
約4カ月間は1機のみを試運転し、性能を確認した後には
残りの2機を本格稼働させる方針だという。
早く3機とも稼動ができる様になってほしいですね。
夏前の梅雨の時期には地下水の上昇もあるでしょうし
これまで以上に「汚染水」の量も増えると思います。
それまでにはなんとか間に合って欲しいものです。
ただただ、試運転がうまく行く様に祈るのみですね。
ちなみに、現在の汚染水の保管総量は27万トンだそうです。
家族の健康を真剣に考えている方