福島原発事故後~水源の汚染がヒドイ事に。 [放射能汚染]
日本の「水」に関するセシウム濃度の基準値は、震災前は「0.045ベクレル」だったが
福島原発事故後の基準は「1000ベクレル以上」という信じられない基準になった・・・
基準値は事故後に引き上げられたのだから
事故前の基準に比べればなんと「1万4200倍」だ!!!
本当に信じられない。
しかし、首都圏の水の汚染は今も進んでいるのが現状です。
東京、千葉、埼玉、の公共用水域の放射性物質のモニタリング調査は
51地点の箇所で行われているが、直近の数値が3月29日に公表されたんです。
その数値なのですが、これが驚愕の汚染レベルだったというから恐ろしい・・・
千葉・柏市や我孫子市にまたがる「手賀沼」の流入水域がありますが
沼から上流約1・6㌔の「大津川・上沼橋」の川底からは1㌔当たり
なんと「1万4200ベク レル」の放射性セシウムが検出!
国が定める食品や水の基準は1㌔当たり「10ベクレル以下」だから
この調査結果の数値は、実に「1420倍」なのです・・・
そこから約10㌔上流の「亀成川・亀成橋」の川底でも「5300ベクレル」が検出
同約1㌔の「大堀川・北柏橋」でも、「4200ベクレル」が検出されているというから
その汚染レベルの速さは予想の範囲を超えていると言って良いでしょう。
除染パウダーゼオライト
そして日本の中枢である首都東京の「水源」だが、こちらの汚染度も酷い事に。
1都5県、約2800万人の給水需要を担う利根川水系や
東京東部と千葉北西部をカバーする江戸川水系の調査地点でも数値が高いんです
「1000~3400ベクレル」という、基準値を大幅に上回るセシウムが検出されました・・・
福島原発事故の水質汚染は終わってはいないんです
むしろ、どんどん深刻化するばかり・・・・
私たち国民は、政府や企業が発信する「安心・安全」というなんの根拠も無い
アナウンスを鵜呑みにせず、自分自身の目や耳で確かめて判断し
大切な子供や家族を守っていかなくてはなりません。
いま、できる事といったら、汚染された水や食物を摂取せず
体内に蓄積された汚染物質を対外へ排出
するように努める事が、なによりも先決でしょう。